こんにちは。天狗Aです。
本題
前提として、基本的に僕は自分の好きなものについて人前で語るのが好きじゃないです。それは特に理由もなく、ただなんとなく抵抗があるというだけの話なんですけどもね。
しかし今回ばかりはいくらか語らせて頂く。
幻獣契約クリプトラクトとミトラスフィア。知る人ぞ知るソシャゲが二つサ終したのは、早いもので去年の春先。もう半年ほど経ったわけだ。
私と幻獣契約クリプトラクトの出会いは、小学五年だか六年だか。当時まだスマホも持っていなかった僕が任天堂Switchで無料で出来るゲームを漁っていた時、偶然だった。
大体五年近くやっていたわけだ。しかしながら、実はそこまで本気でやっていたわけでなく、課金額は0だし、メインストーリーは面倒だから最終章らへんとかしかまともに読んでいない。
まあ気長にやっていたわけだが、それでも五年。長い時とともに、ギルサニアでの記憶が刻まれていたわけだ。サービス終了の瞬間の事は鮮明に覚えている。学校からの帰り道。某駅の便所で、スマートフォンを握りしめて最後のガチャを回していた。
ジェトパトラ倒せなかったなぁとか、もっと本気でやっとけばよかったなぁとか、メインストーリー読んどけばなぁとか、考え出したら止まらない思いの纏まらないまま五時のチャイムがなった。
次の更新で画面が切り替わり、サービス終了の報せと、その横でどこか寂しそうな表情のリーゼロッテがこちらを見ていた。
心臓が締め付けられた。それから約一ヶ月間、若干放心状態で過ごしていた。
それから時が経って今。サービス終了当時は騒がしかったSNSの連中も少し落ち着いた頃、同社の新作ゲームメメントモリと、同時期にサービス終了したゲームミトラスフィアと幻獣契約クリプトラクトのコラボである。
真相は不明だが、幻獣契約クリプトラクトのサービス終了の大きな原因であろうメメントモリを遊ぶのは苦痛だが、しかしながらこの半年間影を追い続けたリーゼロッテにまた会えるというのだからやむを得ない。
で、。
今別の世界で、再び顔を合わせているわけだ。まあ、僕はギルサニアの領主としてではなく、花と風車の国の領主としてなんだけども。
リーゼロッテのメモリーを見た。
いや、レベルの問題で最後までは見てないんだけど。初めに彼女は拝啓領主様へ、と綴った。
普通に考えてメメントモリプレイヤーの大半は幻獣契約クリプトラクトの存在すら知らないはずなのに、領主と聞いたらメメントモリの主人公の領主を思い浮かべるだろうに、そんな考慮もなくぶっ込んできた。
彼女の言葉は、ゲームと現実の壁を超えて、僕の心に突き刺さった。
彼女は言った。「きっと、また会えると信じている」と。その言葉に意味はあるのか、それとも、或いはまた再びギルサニアのあの領地で会えるのか、或いは。
少しテンション感を変えて考察的な話を。
おそらく幻獣契約クリプトラクトのサービス終了、ストーリー的には何やかんやあってリゼは異世界に飛んで、元の世界にはいないということになっているらしい。
もしかしたらだが、サービス終了というのが、ストーリー的にも世界が消失したという扱いになっているのかもしれない。そうだとしたらクリプトラクト復活の目処はたたれるだろうな。
しかしながら、先ほど申した通りリゼのメモリーではまた会えるなど復活を匂わせているようにもとれるセリフもある。
が、兎にも角にもBOIの稼ぎが安定しない限りは一生無理だろうなとは思う。
まあ、そろそろ終わろうかな。あまり上手く気持ちを言葉にできそうにない。でも少し涙は出た。
終わり